古代広告:マーブル通りにある娼館の広告です。「可愛い女が心を込めてサービスするよ。お金を持って来てね。お店はこちら!」って意味らしいです。現存する世界最古の広告といわれています。
ケルスス図書館(セリシウス図書館):当時の世界三大図書館。大劇場をすぎて、マーブル通りを歩き左側に見える2階建てみ見える建物です。ローマ帝国の執政官ケルススの息子が父の死後建てました。正面には、知恵・運命・学問・美徳を象徴する女神像があります。図書館の柱頭は、一階部分がコリトン・イオニア混合様式であり、ニ階部分がコリトン様式で作られています。
ハドリアヌス神殿:2世紀のローマ皇帝ハドリアヌスに捧げられた神殿です。正面入り口の装飾が見事です。女神ティケ、メドゥーサ、エフェソス起源伝説などの彫刻で飾られています。
オディオン(音楽堂:小劇場):収容人は1400人。現在は残っていませんが屋根が取り付けられていました。代表会議やコンサートに使用されていたと考えられています。
公衆トイレ:トイレも社交場!?娼館の先の建物の奥にあります。仕切りのないベンチ式トイレです。古代ギリシャやローマ人は、議論好きで知られていますのでトイレも気軽におしゃべり出来るようにオープンな作りだったのでしょうか。
アルテミス神殿:古代における世界の七不思議。高さ19m、直径1.2mの円柱を127本も使用した大神殿でした。2世紀にゴート族に破壊され、6世紀には石材として使用するため大部分が持ち出されました。現在は広びろろした敷地に草が生い茂り、一本の円柱が残っているだけです。
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