コンヤは、現在もなお人々が住み続けるトルコ最古の都市です。ローマ時代にはイーコニウムとして知られていました。12世紀から13世紀にかけての、セルジュークトルコの首都であり、トルコでは主要な文化の中心地のひとつです。文化的、政治的、宗教的に発展を遂げていた時代にメヴラーナ・ジェラルディン・ルミが西洋では旋舞祈祷として知られるスーフィ教団をつくりました。緑のタイルの鮮やかなメヴラーナの霊廟は、コンヤで最も有名な建物です。霊廟と同じ敷地には、かつての祈祷所であった建物も残っています。この建物は現在博物館として、メヴラーナの写本など教団にまつわる神秘的な工芸品などが飾られています。毎年、12月の前半に旋回祈祷の儀式が盛大に行われます。統制の取れたトランス状態の旋回や白い衣装をまとった男たちのセマーは見る物を神秘の世界へ誘い込みます。
コンヤのホテル
コンヤの観光名所:
メヴラーナ博物館:メヴレヴィー教団(旋舞教団)の創始者メヴラーナ・ジェラールッディン・ルーミーの霊廟です。緑色のタイルで覆われた円錐形の屋根が特徴的で13世紀末に作られました。正面入り口を入ると部屋には多くの棺が並べられ、奥にある一番大きなものがメヴラーナの棺です。
アラアッディン・モスクは1220年に古代のコンヤ城の敷地内に建てられました。この時代の統治者であった偉大なセルジュークのスルタンアラアッディン・ケイクバルトはコンヤ一帯を支配していました。モスクの一角には、セルジュークの宮殿の跡があります。現在は博物館となっているカタライ神学校では大胆で華やかなセルジュークの陶器を目にすることができます。
インジェ・ミナーレは、1258年に建てられました。正面口のセルジューク時代の素晴らしい装飾が目を引きます。セルジューク時代の物としては、その他にスルチャル神学校とサーヒップ アタコンプレックスがあります。
コユノール博物館には、自然史に関する展示から古いキリムまで非常に幅広いコレクションがあります。博物館の敷地内には、イゼッティン コユノールの家が復元され、裕福なコンヤの家庭生活の様子を再現しています。
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